2月5日

取引先が訴訟ものの物言いしてきたので淡々と準備しながらアイカツを88話まで観すすめました。

1日1話と心に決めていたのに、あまりにも心が荒んでいたのでアイカツを一気に観てしまいました。本当にアイカツがあってよかった。

もしルールを守って1話で我慢してたら怒りが有頂天のまま収まらず取引先に弁護士連れて怒鳴りこんでたと思います。アイカツは慈悲の心を私に与えてくれました。

 

私の中に寛大な心育ててくれたアイカツには感謝してもし切れません。

今となっては私がさんざん文句言っていた美月さんも普通に許せるどころか、良かったねと祝福できるくらいです。

それくらいみくるちゃんがミラクルだったんですね。

本当に76~88話の美月さんは朗らかに笑うようになってくれました。

本来のあの子の位置は10代の少女が背負っていいものじゃなくて、一人で無理をしていたのは47話で倒れたところでも良く分かったし、視聴者側の目線が女児に合わせた構成というのも美月さんを悪く捉えやすくしてしまっていたのだと改めて気づかされました。

アイカツは構成上あくまで「女児からみたお姉さんたちが大人の世界で活躍する華やかなストーリー」なので、出てくるキャラクターは女児たちが憧れるように、端的にいうと大人っぽい立ち回りが求められるのですね。だから蘭ちゃんがトライスターから脱走して飄々としてるのや、美月さんがトライスター解散するわ、ドリアカで派手にやるわ、いきなりWMやるわの「社会人として筋の通らないこと」をするのが引っかかってしまうんですね。「言うてこの娘たち10代の多感な女子でしょ!」という真っ当な意見も、大人っぽく見せる演出故に「いや仕事してる手前、年齢関係なく筋通らんだろ」が先に出てきてしまうのが美月さんの不幸でかわいそうなところでした。

逆にアイドルマスターは「大人から見て女の子たちが大人の世界に入って頑張る」という視点なので、キャラクターの幼稚っぽいところを最初から視聴者の視線でカバーできるように土台が整えられているのだと思います。

こんなことに気付くのが遅れるくらいアイカツに心奪われていた自分がいたことにも驚きです。

 

この状況に気付かせてくれたのがみくるちゃんが登場してからのWM編ですね。

みくるちゃんという最高のパートナーに巡りあったことで美月さんの今まで抱えていた見えない挫折やジレンマ、焦りが一気に解消されていく描写が次々となされ、ただただ夢を追いかける「たまたま上位層にいるだけの女の子」としての姿を初めて観ることができるようになりました。

正直初登場時の「みるくのミラクル」を聞いた時はちくしょおおおおおおおおおおおおお蟹座をどこまで貶めれば気が済むんだこの野郎と思いましたが、本当に奇跡のような緩衝材やバランス調整を担うキャラクターですね。

そもそもみくるちゃんは単体のキャラクターとしての存在感よりも、物語が貯めこんできた膿を一度解消するというために役割をもって投入されたキャラに見えますね。

美月さんは物語を無理やりにでも前に進める狂言回し的なもっとも目立つ分、状況次第では視聴者を敵に回す損な役割も押し付けられているので、そんな彼女に対する視聴者の評価を落としたまま話を前に進めると、視聴者が「こいついなければ」って気分で鑑賞する羽目になりかねないからこそのみくるちゃんという独白や心理描写を加速させるキャラを導入したのではないか、とさえ思えます。

 

ほんと、かに座でここまで重要な役割を担うキャラクターを出してくれたアイカツは最高です。